南スカンジナビアの旅⑥

 1日だけのオスロ観光。宿泊しているトイエン地区から歩いてムンク美術館へ。f:id:kJane:20170727044340j:image

 ムンクについては「叫び」と「マドンナ」しか知らないんだけど、両方ともここにはない。彼の描く太陽がとても美しいのね。あの太陽だけ欲しいな。カフェでお茶した後は、隣の植物園を抜けて、トレンディなGrünerløkka地区へ。Sofienbergparkを通って、小洒落たカフェ、雑貨屋さん、服屋さんを横目に、目指すはMathallen Oslo。緑の多い川沿いを歩いて橋を渡ると、そこはバルカン地区。フードホールだけでなく、新開発地区一帯がよくできている。お腹が空いていなくて、食いしん坊バンザイはできなかったけど、どのお店も美味しそう!川沿いの窓際の席が素敵で、牡蠣とシャンパンを少しだけ、、、と5分くらい悩む。今日はまだ行きたいところがたくさん。今飲んでしまうと動けなくなる。ここに来るのは1日の最後にすべきだった。

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  街の中心地へ行こうとBrenneriveienという道へ入ると、不気味な壁画が。

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  恐る恐る進むと、そこはアングラな雰囲気のナイトクラブ、ライブハウスが集まっていて、夜はエキサイティングな場所。ここも、夜来るべきところだったな。夏の夜には最高よ、きっと。

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  普通の観光をすべく、港へ向かう。途中、Torgattaの広場でたこ焼き屋台を発見!お腹は空いてないけど、目が欲しがってしまって、フラフラと近寄る。

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 値段を見て円に換算すると、え?たこ焼き1000円を超える!みなさん美味しそうに食べてるんですけど、ごめんなさい。私はたこ焼きに1000円は出せません。秋に日本へ帰ったら3倍の量を食べます。

  オスロ大聖堂、カールヨハネス通りを進みグランドホテルまで来て、王宮が見えて来たところでストップ。この通りはもう十分な気がして、国会前から市庁舎へ。大変かっちりどっしりした建物で、レゴブロックで作れそうなデザイン。労働者へのリスペクトを感じる彫刻や絵画が気に入った。入り口には北欧の伝説にある巨人の話をモチーフにしたレリーフが並ぶ。

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 アーケシュフース城へと登り、昨日入港した港を見渡す。海、島、入江。好きだなあ。ワクワクする。そして氷山の一角のようなオペラ座へ。冷たいデザインの建物の中は木の薫る暖かいデザイン。

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パーテーションがいかにもスカンジデザインで美しい。

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 一日中歩いて疲れたけれど、この際ホテルへの帰路も歩くことに。中央駅の裏手からホテルにかけては移民街。女性の夜の一人歩きは勧めないけれど、大都市の移民街は大切な都市の歴史の一部だと思う。エキゾチックで安い食堂や新鮮な野菜や果物、モスルや寺。移民を受け入れるってことは、それぞれの文化を尊重しながらも、国の規則には従ってもらうことが大切。難しいけれど、安全で平和な多文化の街づくりにこれからも取り組んで欲しい。宿泊場所のトイエン地区は移民だけでなく、工場や倉庫の跡地をアパートホテルにしてツーリスト誘致も成功しているし、調和のとれた良いモデル地区だと思う。トイエン駅の駅前商店街は70年代に作られたと思われる集合住宅で、今はカフェ、バー、図書館、トルコの野菜屋さんが賑わっていて、移民、地元民、ツーリストの交わる日常がそこにある。全くもってお洒落じゃないんだけど、子供も大人もみんな親切で平和な感じが微笑ましい。そこにあるカフェ「Nord&Natt」で軽い夕食。ムール貝とバジル入りのスープに地元精肉屋のチリソーセージとハーブソーセージ。ビールは2杯で合計503NKK。日本円で換算しちゃうと、全て躊躇してしまう。物価が2倍近く高いのが普通と思わないと何も買えなくなる。この店は安い店ではないけど、普通に小洒落たお店。綺麗な盛り付けとお味に満足。

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 Grünerløkkaの地ビールでToyensommerを注文。花のような香りで、華やかな美味しさだった。